未曾有のパンデミックは、我々の社会生活を大きく変化させました。新型コロナウイルスの発生から6年、世界を巻き込んだ紛争から3年が経過し、日本を取り巻く経済環境は常に世界経済の影響を受けて大きな変化を繰り返しています。そんな中、我々青年経済人の責務はこれからの社会経済活動をさらに前に進めていくことにあります。
本年度、「共に!さらに前へ」~みんなの笑顔のために意識の変革~をスローガンに掲げ、志高く、共に意識を高めあえる組織を目指して邁進してまいります。我々、池田商工会議所青年部の会員数は約110名の大きな組織へと変化してまいりました。しかし、現状の活動状況、出席率を鑑みると、最も高めていくべきは当事者意識であり、本年度は大きく三つの意識変革に取り組み、組織をさらに前へ推し進めます。
会員の拡大こそ組織の意識を高める。我々には活動できる期間が定められています。だからこそ、同じ志と意識を高めあえる仲間を募り、行政や商工業の発展に寄与できる組織を目指します。誰かがやってくれるのではなく、メンバー全員で拡大に努めていく意識の変革が必要です。
次に、青年部だからこそできる経済事業活動とブランディング。我々、商工会議所青年部はボランティア団体ではありません。大きな強みは経済活動をその事業の一つに据えることができるのが特徴です。メンバー全員で我がまち、池田の商業の一翼を担うような施策を企画運営し、青年部のブランディングに努めてまいります。
最後に、メンバーの意識変革。だれかがやるだろう、自分一人いなくてもいいだろう、だれしも一度は考えたことがあるかもしれません。しかし、自分の事業所でも同じことを考える方は一人もいないと信じています。メンバー一人ひとりが、自分の組織であるという誇りと自覚をもって当事者意識で活動できるような組織に変革していくことが人を変え、組織をよりよく変えることができると信じています。共に意識を高めあい、笑顔あふれる池田YEGをさらに前へ進めてまいりましょう。